相棒シーズン11 第6話「交通巡査・甲斐享」 [テレビドラマ『相棒』]

久しぶりに相棒シーズン11を振り返る。今まで5話まで振り返ったので次は第6話「交通巡査・甲斐享」だ。

この話は新人の刑事にとって大事な分岐点を伝えようとしている。そして、右京さんはそれを痛いほどわかっている。だからこそ、彼は甲斐享と距離を置いて捜査をしていたのだろう。最後の右京さんの台詞が甲斐享にどれだけ響いたことだろうか。まずは粗筋を紹介しよう。

第6話「交通巡査・甲斐享」

特命係に配属され、相変わらず暇な享(成宮寛貴)は右京(水谷豊)とともに角田課長(山西惇)に頼まれ組対五課の手伝いをしていた。そんな中、享の元上司である中根署の堀江(山口良一)から連絡が入った。かつて享が交番勤務のころに扱ったストーカー事件の被害者・深雪(石原あつ美)が、自宅で何者かに殺害されたという。第一発見者は夫の奥山(賀集利樹)、大阪出張から帰ってきたところ妻の遺体を発見したらしい。まだ小さな息子は入院中で難を逃れたようだ。実は、享はこの夫婦に強い思い入れがあった。

享が交番勤務だった6年前、深雪は奥山と付き合っていたが、元恋人の久保(小林高鹿)にストーカーをされたあげくに薬品をかけられるという事件となった。現場に向かう途中で享は久保とすれ違っていたが、犯人とは気づかず取り逃がしてしまう。激しく悔やむ享。結局、久保はその後逮捕され、懲役5年の判決を受け3年半で仮出所。一方、久保に襲われたことで奥山は深雪との結婚を決意するが、奥山の両親から猛反対される。それを押し切って奥山は深雪と夫婦になったのだった。

捜査が進み、現場から指紋が採取されるが…。さらに久保の目撃情報が入り、じわじわと久保を追い詰めていく。意外な真実と真相が明らかになる中、右京が享と少し距離を置きながら事件の謎に挑む!

http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/story/06.html

警察官として思い入れがあった人物が容疑者。それは、甲斐享にとって誤った推理を展開させてしまう。だが、右京さんはどんなに思い入れがある人物だろうが決して私情を挟まない。それが殺人事件の捜査なのだから。

右京「いいですか?我々は殺人事件の捜査をしていたんですよ!!人が人を殺すんですよ。そのような事件で私情を挟む事は決して許されません。我々の仕事は、犯罪者を捕まえることです」

この言葉に甲斐享は自分が置かれている立場を再認識する。果たして、彼は特命係でやっていけるのか。

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