『福家警部補』の著者・大倉崇裕が語るミステリーとしての『相棒』 [テレビドラマ『相棒』]

ドラマ『相棒』の映画第3弾『相棒 -劇場版3-巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ』が4月26日に公開された。14年にもわたる『相棒』の歴史は数々の名エピソードを生み出してきた。複雑に張り巡らされた伏線や大どんでん返しに加え、時事的なテーマを巧みに盛り込んだ構成。脚本の濃密さこそが『相棒』の命だ。

 『ダ・ヴィンチ』6月号の『相棒』特集では、著書『福家警部補の挨拶』が実写ドラマ化されたミステリー作家の大倉崇裕が、『相棒』ファンとしての目線からその魅力を分析している。

「『特捜最前線』というドラマがとにかく大好きで、あれを観てミステリーを好きになったくらいなんですが、それと雰囲気が似てたんですね。二人が出ているというだけの設定で、翌週何が起こるかわからないという、型にはまらないところが気に入りまして。しかもトリッキーで、普通のお約束に収まりきらない話を結構やっている。刑事ドラマ好きのハートがうずいたというか(笑)。刑事ドラマって1970~80年代くらいで終わったと諦めてたところにこういうドラマが出たので、余計に熱狂して観ているわけです」

 好きなエピソードを尋ねたところ、ベストは「バベルの塔」、他には「ボーダーライン」「監禁」「ピエロ」「編集された殺人」「殺人ヒーター」……と、かなりバラエティに富んだラインナップとなった。他のミステリードラマを観る時もストーリーの面白さを重視するという大倉らしく、脚本重視の見方になるようだ。(後、省略)

http://ddnavi.com/news/193765/

テレビドラマ相棒がダヴィンチで特集するようだ。ドンナ内容か気になるがミステリー作家らしい相棒の視点を語っているようなので、立ち読みでもしようと思っている。ミステリー作家だと脚本重視の見方になるようだ。

確かに相棒はいつの間にか右京さんが事件を解いているが、その真相はさらに一ひねりあり、視聴者の推理はだいたいその1歩手前まではいくことが出来る。ただ、その次が難しく、意外な犯人を当てるのが難しい。けれども、突然、映し出された小道具などがヒントになっているのでその意味を考えると何か閃くことがある。しかし、その時点でまさかといった感覚なので、本当にそれという確信は掴めない。そういった意味でも楽しめる。

右京さんの推理を聞いて、犯人の動機などがわかるわけだ。社会派の内容が多く、今、話題になっていることをタイムリーで取り上げることもある。長年の脚本でも新しいことが出てきて面白い。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。