「相棒」「科捜研の女」根強い人気のヒミツとは… [テレビドラマ『相棒』]

テレビ朝日が9日、東京・六本木の同局で10月期の改編説明会を行い、水谷豊(63)主演の「相棒 シーズン14」(水曜・後9時)、沢口靖子(50)主演の「科捜研の女」(木曜・後8時)をいずれも2クール(10月~来年3月の6か月)で放送すると発表した。

 言わずと知れた同局の看板刑事ドラマ。資料には、シリーズ14作目となる「相棒」を国民的ドラマ、15作目の「科捜研―」は現行の連続ドラマで最長の歴史を誇ると紹介されている。西新総合編成局長は「テレビ朝日が自信を持ってお届けする刑事ドラマです」と説明。実際、前作で「相棒」は平均17・4%、「科捜研―」は12・8%と高視聴率を獲得し、根強い人気を証明している。

 テレビ全体、特にドラマの視聴率低迷が叫ばれてる昨今。以前は1クール(3か月)は12話が一般的だったが、最近は9話または10話が多くなっている。放送回数を事前に公表せず、8話に短縮するケースも珍しくない。そんなドラマ氷河期にあって、2クールに挑戦する2作品は極めて異例の存在だ。西局長は「2クールあれば、ストーリー展開の幅が広がり、より一層、視聴者に楽しんでいただけるはず」とメリットを強調した。

 ではなぜ、10年以上の長きにわたり、これほど2作品が支持を獲得しているのか。まず、主演の水谷、沢口が演じるキャラクター、ストーリーが長く愛され、安心感を与えていることが大きい。さらに賛否両論を巻き起こした「相棒シーズン13」の最終回のように、軸はブレずに最大限の冒険をすることで飽きさせない工夫がされ、数年おきに相棒を交代させることで新鮮な風を吹き込んでいる。

「相棒シーズン13」の結末について、西局長は「衝撃的なラストシーンだったことは間違いない。それを新シーズンに生かしていく」と説明した。この半年間、「あのラストはありえない」など批判も含めて話題を集めた。批判されたということは、それだけ期待が大きいということ。逆に言えば、それほど話題を集めるドラマがほかにあるだろうか。

今月から世界世界最大級の動画配信サービス「ネットフリックス」が日本での業務を開始する。定額・見放題の“黒船襲来”により、「いつでも見たいときに見る」というテレビの視聴スタイルが一変するのでは、と言われている。だが結局、浸透するのは先の話で、テレビを熱心に見る高年齢層にとっては、まだまだ「決まった時間に見られる」安心感を求めている。

批判によって、図らずも根強い人気ぶりを証明した「相棒」。新相棒・反町隆史(41)が登場する新作への期待感も高まった。テレ朝関係者は「狙い通り」だと喜んでいることだろう。

http://www.hochi.co.jp/entertainment/20150910-OHT1T50100.html

相棒シーズン13のラストは相棒ファンの筆者からすれば納得行かないのだが、反町隆史という面白い相棒が登場するシーズン14は大いに期待している。確かに忘れることはできない衝撃菜展開ではあったが、筆者は強引すぎると思われる。やるなら、最初から決めて後で見返して伏線を張っておけば良かったのだ。2クールも放送するのだからそれぐらいできても良かった。

しかし、済んだことは気にしない。もうすぐシーズン14が始まるのだから気分を一新して、また視聴していうくつもりだ。右京さんがいれば相棒は高い人気を維持できるのは言うまでもないが、脚本の面白さも相棒の魅力の一つ。面白い事件を期待している。
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