右京帰京 反町迎え、新「相棒」14日スタート [テレビドラマ『相棒』]

3代目相棒の甲斐享(成宮寛貴)逮捕という衝撃の結末から半年、テレビ朝日の人気刑事ドラマ「相棒」が帰ってくる。新相棒に反町隆史(41)を迎える「シーズン14」が14日にスタートする(水曜午後9時、初回は午後8時)。初回を前に主演の水谷豊(63)が新生「特命係」と「相棒」の15年を語った。 (鈴木学)

「相棒が変わるたびに新しい相棒ワールドが展開されてきましたが、今回はひときわ新鮮です」。やや早口の言葉に気持ちの高ぶりがうかがえる。

甲斐への監督責任で無期限停職になり、渡英した杉下右京(水谷)。反町演じる冠城亘(かぶらぎわたる)とどんな出会いをするのか。右京はいかにして復帰するのか、興味はつきない。

「冠城が警察官ではなく法務省のキャリア官僚という点が、過去の相棒との決定的な違いです。これまで右京は『警察官とは何か』を語らずとも態度で見せればよかったが、そうもいかない。ただ、知識、人脈などで事件解決に使える人間が来たと右京は考えるでしょう。二人がどんな距離感で事件をどう解決していくのか。冠城への周囲の態度も注目です」

反町の印象は? 「軽妙さ、シリアスさの切り替えができる人。予想がつかない芝居をすることもあって面白い」と語る。
       ◇
二〇〇〇年に二時間ドラマでスタートして十五年。半世紀に及ぶ俳優生活でもこれだけ同じ役をやったことはなく、右京役はライフワークになっている。

何が視聴者をひきつけているのか。扱う事件も背景も常に“今”を扱うことで共感を得ているのでは、と分析する。「一話ごとに世界があり、人によって良しあしの好みはあっても期待を裏切る回は少ないと思う」。前シーズンの結末にいろいろ意見はあったが、それも含めて「相棒」。すべて作品で応える-そう言っているように聞こえる。
 「十五年たってなお、まだやれることがあると思える」という作品。今後の希望を聞くと、「右京の英国生活がドラマにならないかなぁ」。番組関係者の苦笑いを横目に、自身の今後も重ねてこう続ける。
 「ドラマ、映画、舞台、歌…やれることはすべてやっていきたいと思っています。『相棒』はどうやって終わるんだろうって、ふと思うことがあります、予想はつかないですが。僕はいろんなことが自然に起こると思っている。自分で決めなくても自然に辞める時が来る、と。『相棒』もそう。自然にその時が来ると思います」

◆おちゃらけ、真面目…官僚役色付け

<新相棒になる反町隆史の話> 官僚というと堅いイメージがあるが、みんなが真面目かというとそうではないのでは。冠城は女性好きな設定ですし。軸がブレない右京に乗っかっておちゃらけたり、真面目なことを言ったりで色付けができると思う。

ベースができている作品に途中から入るのはしんどいが、水谷さんをはじめ、温かく迎えてもらった。毎回、水谷さんがプロデューサーから音声さんまで同じように握手して回るなどしてはぐくまれてきたチームワークで、楽しく作れているのかなと思う。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2015101002000163.html

相棒というのは様々な世界を見せる一種の双眼鏡みたいなもの。筆者はそつ捉えている。確かに刑事物なので殺神事件が多いわけだが、その根底に描かれる背景は特有なものがおおい。それらを全て肯定するわけではないが、こうした職業から思いついたトリックなどは見ていても面白い。そこに右京さんが気づく鋭い観察眼なども見所である。しかも、シーズン14は新相棒である。反町隆史がどのように演じて絡んでくるのか。凄く楽しみだ。14日まで残り、3日である。
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