刑事部捜査一課 伊丹 憲一

口癖は「特命係の亀山～」といつも二人が出てくると嫌な顔をして出てくるトリオの一人が刑事部捜査一課の伊丹憲一である。愛称は「イタミン」だが、なんだかこれだと可愛くなってしまう。

亀山薫とは犬猿の中。実は亀山薫が捜査一課の時代からの知り合いで、亀山薫は人質事件の失敗で、特命係へと配属されるようになったという経緯がある。会えばいつも口げんかをしており、喧嘩するほど仲が良いというのはかなりある。実際、事件を特命係に首を突っ込むのを好まないが、自分たちではどうしようもない上の問題が発生したら、あくまでも利用するという形で右京さんを頼りにする。その右京さんを「警部さん」とシリーズ1の時は呼んでいたが、最近は「杉下警部」に定着してきている。

特命係の優秀さを知っているのはいつも事件で最後の手錠をかけるという手柄をもらうために良く知っている。上も本当はこの刑事が解決しているわけじゃなく、特命係が解決していることを知っているため、そういったことは事件が解決すれば不問にされる。されないと確実にそこをついてくるのだが。