相棒シーズン11第4話「第4話「バーター」 [テレビドラマ『相棒』]  [テレビドラマ『相棒』]

相棒シーズン11の第4話「バーター」は非常に相棒らしい話だった。この事件の背後にあるのは巨大な警察組織の天下りなわけだが、その天下りの抜け道先にいくつもの会社が造られていた。

第4話「バーター」の粗筋

航空会社NIA人事部の内藤(菊池均也)が何者かに殺害された。NIAといえば、享(成宮寛貴)の恋人でキャビンアテンダントの悦子(真飛聖)の勤務先でもある。右京(水谷豊)は以前、内藤が労働組合の中央委員長をしていたことに引っかかる。2年前の大量解雇や給与カットのときに組合の闘士だった内藤が、なぜ“敵”でもある人事部に異動になったのか…。

右京はさっそく鑑識課で内藤の携帯電話をチェック。ほとんどが携帯電話の番号であるにもかかわらず、「AP佐久間」という人物だけは固定電話だ。「AP」とは何を意味するのか?

さらに遺留品を調べると、飲みかけのペットボトルなどを撮影したデジカメが。その中には真っ黒の写真データが。どうやら電源を入れっぱなしにしたまま、何かの拍子にポケットの中でシャッターが切られてしまったらしい。さらに2011年のNIAの手帳カバーをかけた2012年の手帳が見つかった。

なぜ今年の手帳に去年のカバーを?その手帳には「2010.5 Barter潮」の記述が。「2010」とあるが、前後を見ると2年前の予定ではないらしい。一体どういう意味なのか。被害者・内藤の真実が見えてくるにつれ、明らかになっていく複雑な事件の真実。一人の男の殺人がやがて警察官僚の闇を暴き、警察組織をも巻き込む一大スキャンダルへと発展する!

以上。テレビ朝日の公式HPから拾ってきた。

最初に説明したとおり、天下りが規制されて、従来の方法で天下ることが出来なくなった官僚が抜け道を造った。この天下りのシステムが非常に複雑で、別の系列組織に人材コンサルタント業を作り、数年経った後、元の系列組織の天下り先に転勤させると行った方法だった。

これがバーターの意味だ。つまり、取り替えるのだ。これなら数年の規制が入っても何の意味もない。しかも、クッション会社をおくことで天下りともみなされない。しかも、これを作ったのが、享のお父さんだったりする。そんな組織を右京さんは早速ぶち壊す。このあたりが右京さんらしい。だが、天下りはこれで終わりではなかった。

この話の見所は、ヒーローだと思っていた内藤が実はこの仕組みを作るために真っ先に会社を辞めたことだ。皆のヒーローは一番の裏切り者だった。その事実を知った時、ある人物は殺意を抱く。
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